津山ひのきが植わってます。丈が伸びぬように、台杉様に切り詰めて、横に爆発型になります。
日本固有の樹種で、経年とともに強度が増し、最強の建築部材であることは、古代奈良建築で証明されます。
今日、辺境の島の領有権を争うは、すぐさま資本転化できる石油?天然ガス?だとかの資源の所有に関わるからでしょうが、わが国の領土には、森林資源と砥石資源において抜群なものが豊かにあったのです。
こんな感じのチビが1000-2000年たったものを古代人が切り倒して、建築用材にしていたということですが、今日の我々には山を育てその用意が出来ていないので、これから先のためには外国の材を買って繕いなりを行うことになります。
古代から豊富にある資源については、すぐには資本にならないか、時代遅れの資源で、人間のライフサイクルがあまりにも短いためか、ないがしろにされがちなのかもしれません。
固有のよろしい資源も伝え残さないと、建物を後世に残すという働き自体、片手落ち感があるというか、車の両輪のような関係ではないでしょうか?
おそらくは、先人たちは「とんだ親不孝者だ!」となげいていらっしゃるかもしれません。
今日、我々が個性的で変わっただとか、世に素敵と人気である文化を擁する根っこのところは、気候風土もあるでしょうが、こういうような、独自性のある面白資源にあふれ返っていたからだとか、このひのきをご覧になって、いろいろ思い巡らせて見てください。
お山の針葉樹と同じく日向好みます 。杉に比べるとボチボチ育ちますので気長にどうぞ。
とても遅いです。お山では60年以上お手入れしてようやく4寸角の上の品物がとれるか?というところです。
ということで、木材も大切にしましょう。
屋内では光合成しんどいので、この場合は灯りを焚いてあげると良いでしょう。
ここに扱いや思い出を綴っておきますので参考にしてください。
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