なんじゃこりゃの『な』の寺工かけだし鑿 24-54mm[Na temple builders post and beam chisels]
販売価格 price:
¥17,240~¥20,520(税込)
[SOLD OUT 在庫なし]
Wt..: 1000g
新しい炭素鋼鑿の台頭です。YXR7同様に、日立の複合材向きの新しい炭素鋼ととても柔らかで天然砥石で研ぎこむと面白い模様のでるローモル地金で誂えたものです。裏だし非常にやりやすいです。
全国の宮大工さんに「これじゃないといかん」と多くのご指名いただいております。
ムチャクチャ切れて、欠けにくく、砥石あたりよろしく素早い刃付けも可能です。
長いみかんの柄6寸がつきますので、両手で突けますが、こじたり横からはたくと、てこの原理で折れます。
一般建築ではあまり出番はないものですが、8寸クラスの仕口、シャチ道一撃刻み、トンコツ、桁梁仕事で活躍すると思います。
たたいて切り込んだ後も、十分に切らすことができるので、そのまま突きの仕事でものみを持ちかえることなく、同じ鑿で仕事できます。
とても、刻み時間の短縮につながりますから、仕事用に一度持つと手放せなくなるはずです。
かくのみとドリルが普及しているでしょうから、穂の厚さも、中薄程度としてあります。
物づくりに関しては、各分野に特に抜き身でた職人さんが執り行ってます。研磨は特に日本一といわれるほどの腕前の方のもの。よくよく知られた銘の刃物の研磨をよくよくこなされております。
差鑿は裏隙方向に対し直交で押してあり、非常に美しく僅かな裏だしで金盤に即かかります。
日々のお仕事で色々試しましたので、記事参照ください。
- 駆け出しのみ
- 出会いと伊予砥コメドさんと常三郎さんの二回研磨金盤のみで鏡面裏押し
- 叩き鑿で耐衝撃性はどうかというと?
- 地金も気になるので、雨ざらしの刑
- 反して分業化と専業化の過浸透に関して想う事
正直複雑な想いはありますが、価格面から跳ね返ってくる道具としての力はこれが最も優れていると感じてます。
現ご時勢ではこれもまた、それぞれの熟練工が連携して手を取り合えば、なお結果を出せるものづくりの形ではないでしょうか?
よろしくおねがいします。
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