海外において商用と思われる複数注文は既存の取引先の販売にかけてきた手間が台無しになることと、ダンピング防止のためお断りすることがあります。
また在庫不安定です。
例の大昔の超特級原石である中山〜奥殿〜大突〜菖蒲谷東のさヾれな砥石3Kg。
あいさを軸になかおか君が鍛えたり、挽いた後のもの。
だいたいこの写真で3Kgなのです。
礫は6cmまるのものさしですから、お付けできません。
八枚・千枚・あいさ・なみと・天井・敷きの巣板が混ざります。
ロットによって、種類に偏りがあります。
色々な色と硬さがあるので、好みがなかった場合は残念。
非常に上な石ですから、鍛えをかけると、板状の型に略統一されます。
それで面付けなど加工しやすいのですが、端がそげていることが多いので、怪我をする恐れがあります。
面取りなど行ってから、作業してあなただけの銘砥を作成してください。
サイズは、画像のもので大当たり!ですから期待しないように!
ランダムハンドに握って梱包していきますが、3Kgの範疇で最低でも指に貼るサイズから名刺かトランプサイズ以上が取れるもの一枚以上は入っていると思います。
10Kgでだすと、梱包材を段取りしたり、送料自体もかかるので、足が出てしまって懲り懲りです。
勘弁してください。
最終仕上げ用として、小さい刃物、彫刻刀、クセモノ豆鉋など役物刃物用全般の砥石を作る為には最高です。
あいさ層を主力で含んでいるので「刀の地艶に最高!捨てるなどもってのほか。拾ってきなさい!」と、多くの刀剣研ぎをなさる方に怒られちゃったものです。
チビの中に気に入ったものがあった場合、これを送っていただければ、この子の親を探す作業も少しは容易になると思います。
この山城銘砥のさヾれは、私の粗末な扱いに対しあまりにも怒る方が多いので、反省して挽き落ちの捨て場からもう一度集めてきたものです。
今後は、挽いた分は捨てないようにしますので、もう少し供給量も肥えると思います。
しかし、遊びに来てくれた方や、研ぎ士さんが来たときに献上しているので手薄になるかもしれません。
計って梱包する手間として、この当たりの価格でお願いします。
鳴滝本山の地艶にまったく本物がないとお嘆きの方にはやや軟質なロットが続く場合はもってこいかもしれません。
叩けば、へき開して薄い板が何枚もできますので、とりあえず本山100%であるとご確認いただけます。