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砥石表面を触ると、指先で粒子の凹凸を知覚できない程に粒子が細かく、まるでツルツルな「面」といった感触です。
その細かさの割に、黒いとぎ汁がユラユラと出てきますので、凄い石だなぁと感激しました。
石は硬いですが、研ぎ味はヌルッヌルッといったタッチで、手元が砥石表面に引っかかることがありません。表面張力で軟鉄片が押し上げられている様な印象です。
こん棒の様な見た目も相まって非常に気に入っています。
HP上の情報だけで砥石を買うのはなかなか勇気がいりますが、330銘砥さんのHPで販売している砥石はどれも素晴らしく(数個買いました)、X万円といった値段がついているものは、本巣板とか奥殿という肩書は勿論ですが、そもそも職人の審美眼に叶ったものであり、特別素晴らしい石なんだなと思いました。
また、おもたせ品でつけて頂いた石は、これまで購入したことのないタイプで、その辺の気配りも本当に有難いなあと思います。質ももちろん最高でした。
猫に小判とならないよう、使い込んでいこうと思います。