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青い石が多目です。 匠の日々 わずかだけ直筆サイン+落款つき!
2011年09月14日
いつもお引き立てありがとうございます
赤.黄.緑 な石ばかりなので、青はどうしたということで、かためてつくりました。
青くて硬いものは、もっともできたときの堆積岩>粘板岩.頁岩気味に近しいもので、石の中で巻いた目があって鍛え不能であったり、シリか質が過分にあつまって研磨剤が大き目の結晶になっていて、剣山のような葉理幅のところがあってここははずさねばならなかったり、逆にそれが抜けきっておりぬところもあったり、とどめに青は一般的に石にねばりけがなくて、ソゲと折れが発生したりと鍛え歩留まりはよくないです。
他、爪が研げるくらい大きな水晶様結晶まで成長したものがつけにつく、やすりづけなどもよくでます。
石の素性と鍛えようでまるで違ったものができてくるのも、できれば誂えしたくない理由です。
見掛けは似れども、質自体はとても乱高下があって、それは確率論的にある一定の見立てに則ってならぶと思うので、今ロット青い石を良く観察してみてください。

さて、白鷹先生の本、第一回目にいただいたは、すべてなくなりまして、再入荷いたしました。これはわずかですが、直筆サインが本に書いちょるということです!
今回がなくなると神谷様はじめのとする四十雀会での増刷は、予算パンクで現実的ではなくなるので、サインあるなしにかかわらず、手に入りません。思い切ってどうぞ!よろしくおねがいします。