一回り(12年)以上前にすこし旧広田村上尾で見た品目ですが以降は、ほとんど見なくなった種に似てます。 峠の廃墟を抜け限界集落、高度の高いところで試採鉱。 多くの助力を得て初めて実現したゴリゴリのジョリジョリです。ここに謝意を表し、撰鉱+四角くするマンの微力で世に求められる砥石として評されてこそご恩返しができると信じています。 うまく使途に途がついて村がすこしでもあかるくなればと願います、、、。気泡多孔質で、手触りでおぉ?と思えるくらいの大粒が脱落してきます。 ジョリジョリ破砕音がして天然中砥にしては降ります。すぐ砕けて注水を絞って研ぎ進めると結構精細に昇ります。 このあたりの使い方が嵌ると傷取り工数削減に役に立つと思います。 巾にバラツキあるものの条痕の深さは研磨剤がシリカ由来の弱々なので丸底浅い条痕に切り替えやすいと思います。 光線乱反射するし幅も不ぞろいなのでこのままでは粗野で下品な感じですが、次のより精細な砥石で思いのほかそろえやすくなると思います。 丸い条痕断面に切り替えたいのは、ずばりからしの小袋に最近ついてるマジックカット状態を回避のため。 袋としての働きを為す強度を残しつつかつ、目に見えないくらいの鋭い切込み(条痕)を閉じ面全体に施すことでと外力に抗する応力を集まりやすくなり、任意の場所で袋は開封されます。種を明かせばマジックでも何でもないのでした。 もっと大きい世界ではダイヤモンドガラスカッター。 マジックカットより小さい研ぎの世界のことは想像したくないですよね? 天然で挙げると挙げたてから7〜8割程度の切れが永く続くという秘密もこの辺りにありそうです。化学反応とか硬化とかまるで謎で知りません。 ガラスカッターと対でいうとユンボのバケツのL型のところの丸で抜いてる。 丸鋸の刃の熱ひずみ逃がしのスリットエンドも丸で抜いてる。 クリアファイルの接着合わせ面付近の切り欠きもRで抜いてる。などです。 丸いところで応力が拡散されておこるので、外力に抗する力を分担する感じで同じ素材、同じ強度のものでも降伏しにくくなります。
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