古代日本より流通していた愛媛県の伊予砥石の挽き落ちです。ムチャクチャ錆が取れます!!!
たまにとても大きなものが入ってますので、小さな砥石や指に貼る錆び取りが取れることがあります。
共名倉としておなじ系統の砥石の上で擦って砥汁を作成出来ます。
硬く研削量が乏しいと石の上で擦ると、非常に粘り気があり研削量が稼げる砥汁が出来ます。
このまま注水を減らし研ぎ進めると、粒度がすぐさま昇っていきまして、鏡面様に準じる仕上がりまで持っていけます。
何よりも非常に親水性のあるカオリナイトとセリサイトを豊富に含みますので、柔らかでしなやかでよく伸びる砥汁が石に直接触れることなく仕上研ぎを可能としますから、砥石当たり感が格段に向上しますし、非常にひけ傷が発生しにくくなります。
粉を得たいときには槌である程度まで砕き、ミル鉢で好きな大きさまで砕くと便利です。金盤初期には粗挽きでがお勧め。
塗らした晒しや消しゴムで粉を取って、しのぎを擦って艶出しにしたり、金盤の裏押し用、硬い砥石に振掛けて研削量向上、桐箱等に塗って手垢付着防止等に使います。