これだけは、先ず呼んでおいてください。鉄、千年の命 白鷹先生 ”白鷹"でブログ内検索
東大寺の大仏殿の古鉄が地金に込められたものです。
明治以降、木材を軽視し、鉄での補強が非常に奨励された時代に異議を唱え、白鷹先生や西岡棟梁の尽力により、適材適所・温故知新の精神に世の光が当ることになり、小学五年生の国語の教科書にまで紹介されることとなりました。
木材の強さと耐用年数もみなおされ、多くの鉄材が東大寺大仏殿より降りてきたものです。 製鉄された時代も不祥で、先生に良く効いておかねばなりません。
ただ、今回のロットものの多くは、積層状の和鉄様の模様が出てます。 ひょっとすると150年以上昔のものである可能性があるかも? 超掘り出し物であることは間違いありません。
彼らの偉業なくして、我々にとって稀有な地金との出会いは実現しなかったと言うことは、忘れてはなりません。
伊予型でさえ、叩きっぱなしで中を盗み気味。鎬が入れば、後は惰性で切れるのです。
キウリも身に張り付きにくいのもよろしいところ。
表示の重さは165mmのもの。
おまけに関しては、ご希望連絡頂きますと、伊予砥ミニとさゞれ山城の内雲系天井巣板をお付します。
砥石の粉をさらしの濡らした物にとって擦ってもよい模様が出ます。
両方ご希望いただいても構いません。
これで磨くと、ザックリ仕上げっぱなしの鎬面に出た積層模様が美しく浮き立つことでしょう!!!
じゃんじゃん大仏鉄を研いでうっとりしてみてください。
よろしくお願いします。
English
鋼種[steel materials]: 青紙2号[blue steel #2]
地金[laminated irons]: 奈良東大寺大仏殿古鉄
おともについて: 伊予砥のミニ・さゞれ山城天井巣板・砥の粉は備考欄にてご希望の方に差し上げます。